「もっと早く知りたかった。」
この言葉が、ユアプロの原点です。
私はこれまで、プロ選手や日本代表クラスの選手、そしてオリンピックを目指すアスリートなど、多くのトップレベルの現場に関わる中で、何度も同じような声を聞いてきました。
「栄養のことを、もっと若い時から知っておきたかった」
「体づくりの本質を、もっと早く理解していれば違ったと思う」
「自分の体質に合った食事や栄養を、育成年代のうちに知っていたら、遠回りせずに済んだかもしれない」
競技人生を本気で積み上げてきた人たちだからこそ、その一言には重みがあります。
そして私は、その声を聞くたびに考えるようになりました。
なぜ、多くの選手は高いレベルに到達してからようやく気づくのだろう。
なぜ、もっと早い段階で自分の体や栄養について知る機会がなかったのだろう。
なぜ、成長期という大切な時期に、その子に合った体づくりが後回しになってしまうのだろう。
そう考えているうちに、
ユアプロを育成年代の子どもたちに届けたい!
その成長を支える保護者の方へ届けたい!
そう強く思うようになっていました。
未来ある子どもたちと、その成長を支える保護者の皆さんのために。
ここで最初にお伝えしたいことがあります。
ユアプロは、単なる遺伝子検査のサービスではありません。
また、一般的な栄養アドバイスを届けるだけのサービスでもありません。
ユアプロが目指しているのは、
遺伝的な体質を知ることを入口に、その子とご家庭の現実に深く寄り添い、
目的・目標・悩み・生活背景を丁寧にヒアリングしながら、
実行できる形まで落とし込み、伴走することです。
なぜ、私たちはここまで「遺伝子検査の後」にこだわるのか。
なぜ、「遺伝子を知るだけでは足りない」と言い切るのか。
そしてなぜ、成長期の今、親子で取り組むことに大きな意味があるのか。
今回は、その背景と想いを、よりリアルにお伝えするために、インタビュー形式でご紹介させていただきます。
目次
「もっと早く知りたかった」ユアプロの原点とは?

まず最初に、ユアプロを立ち上げるきっかけになった原点から教えてください。
きっかけは、私自身の実体験です。
2017年に縁あって遺伝子検査の事業に関わることになりました。
事業を進める中で、「遺伝子を知ることで、人は本当に何か変われるのだろうか?」と考えるようになったんです。
実は、私自身もすでに遺伝子検査を受けていて、結果レポートも持っていました。
でも、その結果を見ただけで何かが変わったかというと、正直そうではありませんでした。
すごく分かります。
遺伝子検査って、結果を見て「へえ」で終わってしまうイメージがあります。
そこから、どうしてユアプロにつながったんですか?
「知るだけでは変わらないなら、実際に活かしたらどうなるんだろう」と思ったんです。
そこで、分かりやすく自分の遺伝子に合わせたダイエットをしてみようと考えました。
当時の私は、かなりひどかったです(笑)。
毎晩ビール、飲み会後のラーメン、運動ゼロ。
いわゆる「典型的な不健康な生活」でした。
めちゃくちゃリアルです…(笑)
そこから食事を変えたんですね!!
実際、どれくらい変化があったんですか?
知り合いのダイエットカウンセラーに相談し、3週間のサポートを受けながら食習慣を改善しました。
すると1週間ほどで体重に変化が出始めて、3週間で2.4kg減。
その後も食事が習慣として続き、3か月で8kg減量できたんです。
しかも、その間は運動を一切していません。食事を変えただけでした。
すごいですね。
でも、それって我慢が大きかったんじゃないですか?
実は逆で、我慢したのは最初の数日だけでした。
それ以降は、毎日毎食を楽しみながら食事改善に取り組めていたんです。
しかもその時、「これ、一生リバウンドしない気がする」と感じました。
実際、その後8年経ってもリバウンドせずに過ごせています。
そんな事が本当にあるんですね。
それはなぜだったんですか?
一番大きかったのは、自分に合ったアドバイスをもとに納得して取り組めたことです。
一般的なダイエットは「あれはダメ、これはダメ」と我慢が前提になりがちです。
でも、「あなたは体質的にこういう特徴があるから、こうした方がいい」と自分に合わせて提案してもらえたことで、「だから必要なんだ」と腹落ちしたんです。
この体験から、遺伝子は人が納得して行動し、継続し、成果を出す大きなきっかけになると確信しました。
だからユアプロは「遺伝子を知る」だけじゃなくて、
「活かす」ところまで設計したんですね。
はい。そこがユアプロの出発点です。
遺伝子検査を【知る】という商品ではなく、【活かす】ところまで設計したサービスにしなければ意味がない。
そう思って、株式会社キーマインを創業し、
遺伝子栄養プログラム【ユアプロ】の開発を始めました。
なぜ今、育成年代に『遺伝子×栄養』が必要なのか?

そんな想いで開発したユアプロを、なぜスポーツをする子どもたちや保護者向けに届けようと思ったんですか?
やはり一番大きいのは、現場で聞き続けてきた「もっと早く知りたかった」という言葉です。
これは本当に特別な一人の言葉ではありません。
プロ選手やトップアスリートが、自分の体と深く向き合う段階に入ると、驚くほど共通して口にするんです。
「若い頃は、練習を頑張れば何とかなると思っていた」と。
その言葉って、親としてもすごく刺さります…。
もっと早く知っていれば、成長や身長、体づくりに活かせたかもしれないってことですよね。
そうなんです。
もし本当に大事なことなら、トップレベルになってから知るのでは遅い。
もっと前、もっと若い段階、育成年代にこそ届けるべきではないか。
私はそこに強い意味があると感じています。
遺伝子だけで子供の成長も身長も決まらない

うちの息子は小5でサッカーをやっているのですが、やっぱり成長や身長はすごく気になります。
でも正直、「結局、身長って遺伝なんじゃないの?」とも思ってしまいます。
その感覚はとても自然だと思います。
もちろん親から受け継ぐ要素はありますし、遺伝の影響はあります。
ただ、成長や身長は遺伝だけで決まるものではありません。
そこを誤解しないことが大切です。
遺伝だけではない、というのは具体的にどういうことですか?
例えば成長期の「身長」には、親からの遺伝だけでなく、
食習慣・運動習慣・睡眠習慣も大きく関わると言われています。
つまり、日々の栄養や生活の積み重ねが成長に影響するんです。
だからこそ、「遺伝だから仕方ない」で終わらせてはいけない。
むしろ、体質を知ることで、何を整えるべきかが見えてきます。
なるほど…。
じゃあ、同じものを食べていても、成長の出方に差が出ることもあるんですか?
はい、あります。
骨の成長、筋肉のつき方、代謝、疲労回復、エネルギーの使い方、食事からどう吸収し、どう活かしやすいか。
こうした土台には個人差があります。
だから一律の方法ではなく、その子に合った栄養の取り方が必要なんです。
周りの子と比べて今は小さく見えても、そこで決まるわけじゃないんですね。
その通りです。
成長のスピードやタイミングにも個人差があります。
早く伸びる子もいれば、後からぐっと伸びる子もいる。
だから比較しすぎないことが大切ですし、同時に、成長の波が来た時にしっかり受け止められる土台を整えておくことが大事なんです。
ユアプロは「知る」で終わらず「活かす」まで伴走する

つまり、ユアプロは『遺伝子を知ること』そのものが目的ではないんですね。
はい、まったく違います。
遺伝子を知ることは、あくまでスタートにすぎません。
本当に大切なのは、その情報をどう解釈し、その子やご家庭の現実の中でどう活かしていくかです。
そこがなければ、結果だけを見ても変化にはつながりません。
たしかに、結果レポートだけ渡されても、親としては「で、うちの子は何をすればいいの?」ってなりますね。
まさにそこなんです。
同じような遺伝的傾向があっても、置かれている環境は一人ひとり違います。
競技に打ち込んでいる子もいれば、これから運動習慣を整えたい子もいる。
食が細い子もいれば、好き嫌いが多い子もいる。
だから正解は一つではありません。
だからカウンセリングが大事になるんですね。
はい、その通りです。
ユアプロでは、遺伝的体質の把握に加えて、管理栄養士によるカウンセリングを非常に大切にしています。
その子の目的、保護者の悩み、生活リズム、運動量、食事のリズム、睡眠、ご家庭でどこまで無理なく取り組めるか。
こうしたことを丁寧にヒアリングして初めて、その子にとって意味のある提案ができます。
その『寄り添う力』が、ユアプロの大きな特徴なんですね。
そう思っています。
世の中には栄養や成長に関する情報がたくさんあります。
でも、保護者の方が本当に知りたいのは、
「うちの子にはどう考えればいいのか」
「今の生活の中で何から始めればいいのか」だと思うんです。
たしかに、情報はたくさん見ても、結局うちの子に合う方法が分からなくて迷ってしまいます。
だからユアプロでは、知識を伝えるだけではなく、ご家庭の状況に合わせて翻訳し、行動に落とし込める形にすることを大切にしています。
そして一度きりのアドバイスで終わるのではなく、伴走しながら必要に応じて調整していく。
そこまで含めて、ユアプロの価値だと考えています。
ユアプロは親子で取り組むことに意味がある

親子で取り組む意味についても聞きたいです。
正直、子どものこととはいえ、どこまで親が関わるべきか迷うことがあります。
私は、成長期は「子どもだけの課題」ではなく、「親子で取り組む時間」だと思っています。
特に中学生くらいまでは、保護者が食事や睡眠、生活習慣に関われる大切な時期です。
高校生になると、友人との食事や部活、寮生活などで、一気に関わりにくくなります。
だから今が、すごく大切なんです!!
たしかに、今のうちに土台を作っておくことが大事なんですね。
はい。
ただ、それは親が管理したり押しつけたりすることではありません。
大切なのは、親が子どもの個性を理解し、その子に合った形で支えられることです。
「もっと食べなさい」ではなく、「今のあなたにはこういう栄養が必要なんだね」と一緒に理解していくことが大切なんです。
それなら、子どもも受け取り方が変わりそうですね。
まさにそこです。
親子で取り組む意味は、生活を整えることだけではありません。
子どもが自分の身体に興味を持ち、自分で考えられるようになること、つまり主体性を育てることにもつながります。
成長期に親子で向き合った経験は、その後の人生にとっても大きな財産になると思っています。
最後に、保護者の方へ

最後に、このコラムを読んでいる保護者の方へメッセージをお願いします。
お子さまの成長を願う気持ちは、とても尊いものです。
だからこそ、迷い、不安になり、何が正解なのか分からなくなることもあると思います。
でも、正解はどこかに一つだけあるものではありません。
その子には、その子の個性があり、成長のタイミングも必要なサポートも一人ひとり違います。
周りと比べて焦ってしまうこともありますが、そこに振り回されすぎなくていいんですね。
はい。
大切なのは、周りと同じことをすることではなく、その子の土台を知り、その子に合った方法で整えていくことです。
親の遺伝だけで決まるわけではありません。
食習慣、運動習慣、睡眠習慣、日々の環境。変えられることはたくさんあります。
だからこそ希望があります!!
「知る」だけじゃなくて、「続けられること」まで含めて大事なんですね。
その通りです。
ユアプロは、遺伝子だけを見るプログラムではありません。
その子と保護者の想いに耳を傾け、目的、目標、悩み、現状を丁寧に整理し、ご家庭に寄り添いながら、一緒に未来をつくっていくプログラムです。
『遺伝子×栄養』と言いながら、実際にはその先にあるカウンセリング、アドバイス、伴走サポートまで含めて価値を届けたいと考えています。
最後に一言いただくとしたら、どんな言葉になりますか?
「もっと早く知りたかった」
その言葉を、未来の後悔にしないために。
成長期は一度しかありません。
だからこそ今、知ることに意味があります。
ユアプロは、その一歩に寄り添う存在でありたいと思っています。
