ユアプロが遺伝子検査と出会ったのは2017年。
今でこそ「遺伝子検査」という言葉を聞いたことがある方はかなり増えましたが、当時はまだ、一部の人しか知らないものという印象が強い時代でした。
ユアプロが遺伝子を事業として取り組み始めたころ、セミナーや説明会を開催しても来場者はまばら。
沢山の方がいらしている会場にお呼ばれされ、遺伝子のお話をしていても、
「遺伝子検査?」
「遺伝情報に合わせるってどういうこと?」
「食事やダイエット、スポーツに活かせるってどういうこと?」
そんな反応が当たり前だったことを、今でもよく覚えています。
実は、私自身も最初は半信半疑でした。
「遺伝子のタイプによってダイエット方法が違う?」
「体質によって必要な栄養が違う?」
「食べる順番や栄養の取り方が変わる?」
最初は正直、不思議な感覚だったのを覚えています。
目次
遺伝子を知るだけでは、人は変わらない

遺伝子の事業を進めていく中で、私自身が強く感じたことがあります。
それは、「遺伝子検査は、結果を見ただけでは人生は変わらない」ということでした。
実際、私も最初に遺伝子検査を受けた時、結果レポートを見て終わっていました。
「へぇ、そうなんだ。」で終わってしまったんです。
でも、その後に大きな転機がありました。
実際に自分の遺伝的体質をもとに、知り合いのトレーナーのもとで、食事改善や生活改善を行ってみたのです。
すると、身体の変化だけでなく、「続けやすさ」がまったく違いました。
一般的なダイエットのように、「あれはダメ!」「これは我慢!」ではなく、「自分にはなぜ必要なのか」を理解しながら取り組めたことで、納得感を持って継続できたのです。
この経験が、『遺伝子検査は知るだけではなく、活かして初めて価値になる』という今の考え方につながっています。
遺伝子検査の認知は、この数年で大きく変わった

遺伝子検査に対する認知は、この数年で大きく変わったと感じています。
以前は説明会で、「遺伝子検査をダイエットや食事改善に活かせると聞いたことがある方?」と質問しても、ほとんど手が挙がりませんでした。
しかし最近では、半数以上の方が手を挙げてくださることも増えています。
テレビ、SNS、YouTube、スポーツ業界、医療・栄養分野など、さまざまな場所で「遺伝子」という言葉を目にする機会が増えたことも大きいと思います。
特にスポーツ分野では、
🔳パフォーマンス向上
🔳食事改善
🔳コンディショニング
🔳ケガ予防
🔳疲労管理
🔳育成年代の体づくり
など、より実践的な形で活用され始めています。
なぜ今、育成年代で『遺伝子×栄養』が注目されているのか

最近、ユアプロへのご相談で特に増えているのが、
「身長を伸ばしてあげたい」
「身体を大きくしたい」
「たくさん食べているのに体重が増えない」
「スポーツを頑張る子どもの栄養管理に自信がない」
という、育成年代の保護者様からのお悩みです。
特にスポーツを頑張る子どもを支えるご家庭ほど、「本当に今の食事で合っているのだろうか?」「もっとできることがあるのではないか?」と悩まれるケースが少なくありません。
ここで大切なのは、成長には個人差があるということです。
同じ年齢の子どもでも、身長の伸び方や筋肉のつき方、疲労回復のスピード、食べたものをどう吸収しやすいかには違いがあります。
もちろん、身長や体格には遺伝の影響もあります。
ただ、それだけで決まるわけではありません。
食事、睡眠、運動、生活習慣。
こうした日々の積み重ねは、成長期の身体に大きく関わっています。
だからこそ最近は、「一般的に良いと言われている方法」ではなく、今のこの子に合った栄養を知りたいという保護者様が増えてきています。
⇒なぜ育成年代に『遺伝子×栄養』が必要なのか?子どもの成長を支えるユアプロの考え方
「一般的に良い」ではなく、「その子にとっての」が重要

今の時代、栄養に関する情報は本当にたくさんあります。
SNSを開けば、「成長期にはこれが大事」「この栄養素を摂った方がいい」「身体を大きくするにはこの食事」といった情報が毎日のように流れてきます。
もちろん、それ自体が間違っているわけではありません。
ただ、本当に大切なのは、『今のお子さまに合っているか』という視点です。
例えば同じ食事内容でも、吸収しやすい子もいれば、エネルギー消費が激しい子もいます。
疲れが残りやすい子もいれば、食が細い子もいます。
さらに、練習量や睡眠時間、生活リズム、食事のタイミングによっても、身体への影響は大きく変わります。
だからこそユアプロは、「一般論」をそのまま伝えるのではなく、その子に合った食事や生活習慣へ落とし込むことを大切にしています。
遺伝子検査は未来を決めるものではない

ここまでのお話の中で、誤解してほしくないことがあります。
それは、「遺伝子で未来が決まるわけではない」ということです。
ユアプロは、遺伝子を運命だとは考えていません。
あくまで、身体の特徴や傾向を知るための入口だと考えています。
大切なのは、その体質を知ったうえで、何を整えるべきか、どう生活に活かしていくかです。
だからこそ、「遺伝だから仕方ない」で終わるのではなく、「今できることを積み重ねていく」という考え方が、育成年代にはとても大切だと思っています。
ユアプロでは、遺伝子分析だけで終わるのではなく、育成年代・スポーツ栄養・成長期サポートの知見を持つユアプロ公認の管理栄養士が、お子さま一人ひとりの体質や生活習慣に合わせて伴走サポートを行っています。
「一般論」ではなく、今のお子さまに合った成長サポートをお子さま、保護者様と一緒に考えていくこと。
それが、ユアプロが大切にしている考え方です。
