世界で活躍するアスリートは、どのように自分の身体と向き合い、トレーニングや食事を考えているのでしょうか?
2018年7月、世界を舞台に活躍していたフットサル界の英雄『リカルジーニョ』選手とスペイン代表キャプテン『カルロス・オルティス』選手が来日した際、小学生を対象としたフットサルクリニックと、指導者向けの特別トークセッションが開催されました。
ユアプロを運営する株式会社キーマインも、この機会に「世界で戦うための身体づくり」をテーマにお話しさせていただきました。
また、イベントに先立ってお二人に直接インタビューする機会をいただき、世界トップレベルで戦う選手が考える「遺伝子」「トレーニング」「食事」「育成年代からの身体づくり」について伺いました。
当時リカルジーニョ選手は、FutsalPlanetの世界最優秀選手を5度受賞していた世界的な選手です。
さらに日本の名古屋オーシャンズでもプレーしていたため、日本のフットサルや選手を取り巻く環境についても知る存在でした。
その後、2018年の同賞も受賞し、通算6度の世界最優秀選手となっています。
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一方、当時チームメイトだったスペインのカルロス・オルティス選手も、2017年の世界最優秀選手投票でリカルジーニョ選手に次ぐ2位に選ばれるなど、世界トップレベルで活躍していました。
そんな二人との対話から得られたのは、現在のユアプロにもつながっている大切な考え方でした。
目次
リカルジーニョ選手・オルティス選手との対話から学んだ3つの事

インタビューの中で特に印象に残ったのが、「遺伝子情報と身体づくり」についての話です。
お二人との対話から、私たちは大きく3つの考え方を受け取りました。
1つ目は、自分自身の身体の特徴を知り、それをトレーニングや食事を考える材料の一つとして活用すること。
2つ目は、遺伝的な特徴だけでアスリートとしての可能性が決まるわけではないということ。
そして3つ目が、トレーニングや食事を含め、自分の身体について知り、考えることを育成年代から始める大切さです。
特に印象的だったのは、「遺伝子=才能を判定するもの」ではないという考え方でした。
遺伝子分析によって分かるのは、その人の可能性のすべてではありません。
生まれ持った特徴を一つの情報として知ったうえで、「では、自分はどんなトレーニングをするのか」「どんな食事を選ぶのか」「どのように身体をケアしていくのか」を考えていく。
この考え方は、現在ユアプロが大切にしている「遺伝子を知るだけではなく、活かす」という身体づくりにもつながっています。
世界トップ選手の言葉を聞いた瞬間、本当に鳥肌が立った

この3つの話を聞いたときのことを今でもよく覚えています。
本当に鳥肌が立ちました。
というのも、二人が話してくれた内容は、私たちが以前からセミナーなどを通じて、
「遺伝子は才能を決めるものではない」
「大切なのは、自分の身体を知って、その情報をどう活かすか」
「身体づくりについて考えることは、できるだけ育成年代から始めてほしい」
と、多くの方に伝えてきた内容と重なる部分が多かったからです。
もちろん、世界トップクラスの選手がそう話していたからといって、それがすべての選手にそのまま当てはまるということではありません。
それでも、実際に世界の第一線で戦ってきた二人の口から、自分たちが大切にしてきた考え方と重なる話を聞けた。
私にとっては、本当に大きな出来事でした。
「ああ、やっぱりこの考え方を日本のアスリートにも、これからスポーツを頑張る子どもたちにも伝えていきたい」改めて、そう強く感じた瞬間でした。
なぜ育成年代から「自分の身体を知る」ことが大切なのか

成長期の子どもたちは、身長や体重、筋肉、骨など、身体が大きく変化していく時期にあります。
さらにスポーツに取り組むジュニアアスリートの場合、身体の成長に必要なエネルギーに加えて、日々の練習や試合でも多くのエネルギーを使います。
だからこそユアプロでは、「何を食べればいいのか」だけを知るのではなく、まず自分自身の身体について知ることを大切にしています。
同じ年齢で、同じ競技に取り組んでいたとしても、体格や成長のスピード、練習量、生活環境、そして生まれ持った体質は一人ひとり異なります。
誰かに合っていたトレーニングや食事方法が、そのまま自分にも合うとは限りません。
大切なのは、
「自分にはどんな特徴があるのか」
「今の身体には何が必要なのか」
「そのために毎日の食事や生活で何ができるのか」
を考えられるようになることです。
育成年代のうちからこうした視点を持つことは、目の前の競技だけでなく、高校・大学、そしてその先までスポーツを続けていくための身体づくりにもつながっていくと私たちは考えています。
あのインタビューから現在の「ユアプロ」へ

2018年当時、日本では「遺伝子情報を身体づくりに活かす」という考え方は、今以上に馴染みの薄いものでした。
それでも私たちは、自分自身の身体の特徴を知り、トレーニング・食事・休養などを一人ひとりに合わせて考えることの大切さを伝え続けてきました。
そして現在、ユアプロでは育成年代のアスリートを中心に、遺伝子分析と管理栄養士によるカウンセリングを組み合わせた身体づくりのサポートを行っています。
ユアプロの遺伝子分析では、筋肉・骨・体脂肪・疲労耐性・回復・怪我のリスクに関わる傾向・脂質・糖質・血圧など、身体づくりに関係する9項目を分析します。
ただし、検査結果をお渡しして終わりではありません。
遺伝子は一生変わらない情報だからこそ、その結果を現在の年齢や成長段階、競技、練習量、食生活などと組み合わせ、管理栄養士と一緒に「今の身体づくりにどう活かすか」を考えていきます。
世界で戦う選手たちとの対話を通じて改めて感じた、
「自分の身体を知り、それを日々の行動に活かすこと」
この考え方は、年月が経った現在も、ユアプロが育成年代の身体づくりをサポートするうえで大切にしていることの一つです。
まとめ|遺伝子は「可能性を決めるもの」ではなく、身体づくりを考える一つの情報

リカルジーニョ選手とオルティス選手へのインタビューから学んだことは、世界トップレベルの選手だからこそ特別なことをしている、という話だけではありませんでした。
むしろ大切なのは、自分の身体について知り、その情報をトレーニングや食事、休養など日々の行動につなげていくことです。
そして遺伝的な特徴は、選手としての将来や可能性を決めるものではありません。
だからこそユアプロでは、遺伝子分析を「才能を判断するための検査」ではなく、「自分自身の身体を知るための一つの情報」として活用しています。
「身体をもっと大きくしたい」
「自分に合った食事や身体づくりを知りたい」
「高校・大学、その先を見据えて身体を整えていきたい」
そんな育成年代の選手や保護者の方に、自分の身体を知るところから始めていただきたいと考えています。
遺伝子分析の結果と現在の身体・食事・競技環境をもとに、ユアプロ公認の管理栄養士が一人ひとりに合わせた身体づくりをサポートします。
あのとき世界トップ選手から学んだことを、これからスポーツの世界へ挑戦していく子どもたちへ。
ユアプロはこれからも、遺伝子分析と管理栄養士によるサポートを通して、「自分を知り、自分に合った身体づくりを考える」きっかけを育成年代へ届けていきます。
最後に、貴重な時間をつくってくれたリカルジーニョ選手とオルティス選手には、改めて心から感謝しています。
あのとき二人から聞いた言葉は、今でも私たちの活動につながっています。
また日本に来ることがあれば、今度は難しい身体づくりの話は少し置いておいて、一緒にラーメンでも食べに行けたら嬉しいですね(笑)。
する。 まだまだ活躍して、また日本に来た際には一緒にラーメンでも食べに行きたい^^
遺伝子検査で「体づくり(成長)」が分かります
実は、身長の伸び方や身体づくり、必要な栄養の活かし方には個人差があり、遺伝的な要因も関わっています。
ユアプロの遺伝子検査では、成長期の身体づくりに関わる体質傾向を分析し、お子さま一人ひとりに合った食事や栄養の方向性を、管理栄養士が分かりやすくご提案します。
「練習後に食欲がわかない」「食が細くて思うように食べられない」「体重が増えにくい」といった悩みも、体質や生活習慣を踏まえて考えることで、新たなヒントが見つかるかもしれません。
