一流選手の食事の取り組み方~現場で感じる食事方法~
2020/04/29
BLOG
こんにちは。
緊急事態宣言が解除され、徐々に学校も仕事も戻っているという方も多いのではないでしょうか?
解除したと思ったら真夏のような暑さの日が続くことも・・・。
関東は梅雨入りし、さらに蒸し暑くなり、熱中症も心配な季節になりましたね。
今回は室内で過ごす期間から外に出る時間が増え、部活や練習を開始される場合に注意したい運動と食事についてお伝えしたいと思います。
●こまめに水分補給をすること。
水分が大事ということをご存知の方は多いですよね。
どんなものを摂取するかも非常に大事です!スポーツ飲料で水分や電解質を摂っていきましょう。
運動時でなければ水もしくはお茶での水分補給が良いですね。特にカフェインは利尿作用があり、身体の水分を出してしまうので、ノンカフェインのお茶を選ぶことができると理想です!
また、普段からこまめに(起床時、入浴の前後、就寝前など)水分摂取をする習慣をつけておくと良いですね。
●こまめに休憩を取ること。
急激な体温上昇は熱中症のリスクが上がります。無理をせず、こまめに休憩をとりましょう。
その際、日陰や涼しい所で休むようにすることも熱中症対策になります。
●NEAT(非運動性熱産生。歩数を増やす、階段を使うようにする、掃除など運動以外の身体活動。)を増やすこと。
自粛期間、どうしても活動量が減ってしまいます。できるだけ普段から動くようにできるといきなり外に出て。お家の中を掃除する、その場歩き、その場でできる運動をするなど活動量を増やすことを意識してみましょう。
(スポーツ庁のホームページにその場でできる運動が紹介されています。)
スポーツ活動時には筋肉で大量の熱が発生するため、熱中症のリスクが高くなります。さらに自粛期間、ずっと室内にいた状態からいきなり出ることになると、気温の変化に身体が追いつかないことや体力低下によって身体の負担も大きくなります。
普段から身体を動かすこと、水分、休憩なども適宜とって自分の体調に合わせた運動をしていきましょう。
●エネルギー量(食事量)を減らしすぎない
食事に関しては活動量が減るからと言って極端に食事量を減らすと免疫力が低下したり、筋肉量が落ちて代謝が下がります。
ウエイトコントロール脂肪が増えるのが気になる方は体重計測をし、増減を見て調整しましょう。
●主食・主菜・副菜が揃った食事を基本に。タンパク質が取れるものを必ず一品つけましょう。
たんぱく質が不足すると人体を構成するたんぱく質が分解されて不足分を補うため、体力や免疫力が低下します。
体力が落ちた状態で暑いところで運動をするのは熱中症のリスクも上がるので、しっかり食事を摂っていきましょう。
●運動後はできるだけ早く栄養補給を!
しっかり動いた後は身体をケアできる栄養素をしっかり摂りましょう。タンパク質+糖質が基本ですが、さらに疲労回復に効果的なクエン酸(梅干し、レモンなど柑橘系)も取れると良いですね。
今回は自粛解除から注意したい運動や食事についてでした。
さらに遺伝子検査では先天体質を知ることができ、怪我のリスクや脂肪のつきやすさなどを知ることができます。体調管理やウエイトコントロールをする上では役に立つと思いますので、ぜひご自身の先天体質を知り、体調管理していただければと思います。