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管理栄養士が教えるコンビニで買える練習前の補食の選び方

こんにちは。

自粛も少しずつ解除され、部活、練習がだんだん通常に戻ってきているという方も多いのではないでしょうか?

学校や仕事が終わったあとに練習がある方も少なくないですよね。

「時間もないし、何か食べないといけないだろうけど、何を選んだら良いのか・・・?」

そんな方のために今回は手軽にコンビニで買える練習前の補食の選び方についてお話しします。

練習前に捕食をとったほうが良い理由

 アスリートは3食だけでは栄養素、エネルギーが補えないため、補食をとる必要があります。また、空腹の状態で運動をすると、私たちの身体は筋肉から分解し、エネルギーに変えていきます。筋肉量が減ることでパフォーマンスが下がる可能性があります。

ただ、運動前にたくさんの量を食べてしまったり、消化に負担のかからないものをとると消化吸収が追いつかず、胃腸の不快感が現れる場合がありますので、量や内容にも注意が必要です。

補食を選ぶポイント

① 糖質が含まれているもの

エネルギー源となる糖質。運動前にしっかり摂取することで、長時間運動する時には疲労の発現を遅らせ、パフォーマンスを上げます。

ただ、運動開始直前(約30〜40分前)に急激に血糖値の上がるもの(甘いジュース、スポーツドリンク、砂糖、砂糖を使った食品など)を摂取すると血糖値の乱高下が起こり、運動中に低血糖状態(インスリンショック)になり、パフォーマンスが下がってしまう可能性があるので、開始時間、運動する時間などによって選ぶことができると理想です。

例)おにぎり、果物(バナナやみかん、ドライフルーツがコンビニだと購入しやすいと思います。)、干し芋など。

② ビタミンB群が含まれているもの

糖質、脂質、たんぱく質の代謝に関与しているビタミンB群。ビタミンB群をしっかり摂取できると食べたものをしっかりエネルギーに変換してくれます。また、水溶性であるため、こまめにとっていただくことが理想です。

ビタミンB群はたんぱく質と一緒に含まれていることが多いので、たんぱくが含まれるものを選んでいただくと選びやすいです。

ビタミンB群の中でも特にビタミンB1は糖質の代謝に必要なので、食べたものをエネルギーに変えるためには意識して取ることができると良いですね。

例)胚芽米や玄米のおにぎり、豚肉、枝豆、豆腐など。

今回はコンビニで買える練習前の補食の選び方についてでした。

今回ご紹介したものは遺伝子検査の体脂肪の項目で特に筋肉が落ちやすい方、インスリンの項目にリスクがある方にもオススメのものです。

遺伝子検査では、怪我のリスクや脂肪のつきやすさなどを知ることができ、体調管理やウエイトコントロールをする上では役立ちます。

ぜひご自身の先天体質を知り、パフォーマンス向上に役立てていただければと思います。