サッカー畠中槙之輔選手×ユアプロカウンセリング
2020/01/22
BLOG
「遺伝子」と言われると
今までは
某元アイドルグループの大〇樹〇氏の「親子鑑定」
や
TVのニュースでも度々耳にする犯罪捜査における「DNA鑑定」
等、少しネガティブな使われ方が印象として多かったように感じる。
ところが近年、持久的能力との関連において最も多く研究されているアンギオテンシン変換酵素(ACE)遺伝子やスプリント能力などとの関連が報告されているα-アクチニン3(ACTN3)遺伝子等が運動能力に及ぼす可能性について多く研究がなされているおり
東京オリンピックも手伝ってか、日本でも多くのトップアスリート達が遺伝子検査を使って食事やトレーニングの仕方のコントロールをし始めたとの話が耳に入ってくるようになった。
また、ある遺伝子検査キットメーカーが昨年春頃に始めた某有名野球選手を使ったTVCMの影響も遺伝子検査に対してのポジティブキャンペーンに一役買っている事だろう。
ただ
遺伝子検査を受けたことがある人に尋ねると多くの人から返ってくる言葉の多くが
というのである
そう
多くの人がせっかくお金を出して得た自分の遺伝子の情報を「知る事」で止まってしまって「活かす事」ができていないのだ。
考えてほしい。
占い師「〇〇の母」のところに行って1万円払って占ってもらった
「あなたはこんな風にしたら素敵なフィアンセに巡り合うことができるわ」
と言われたとしよう。
多くの女性が占い師から得たこのアドバイスを多少なりとも意識して過ごすのではないだろうか。
(むしろ意識しないなら1万も払って占いに行かないほうが良いのではと思ってしまう)
対して朝の情報番組の占いコーナーで得た、「今日のラッキーアイテムは〇〇」
これはどうだろう?
どれくらいの人がランチの時までラッキーアイテムを覚えているか (そもそも見ている人の絶対数が多いことは除く・・・)
実際遺伝子検査はちょっとした流行のようになってしまっていて
やったはいいが特に意識せず、何にも活かせていない人が多い様に感じるのだ。
結果レポートを閉じてしまったら終り・・・
せっかくお金を払って得たあなただけの一生変わる事のない遺伝子の情報
朝の情報番組の占いコーナー程度の情報としてとらえず
しっかりと活かしていって欲しい。