管理栄養士が教えるコンビニで買える練習後の補食の・・・
2022/08/08
BLOG
こんにちは。
先日、新型コロナウイルス対策による特別措置法に基づいて緊急事態宣言が出されましたね。
分からないことが多い中、不安な方も多いと思います。
もともとコロナウイルスは7種類あり、そのうち4種類は一般の風邪の原因の10〜15%(流行時は35%)を占め、多くは軽症です。残りの2種類は2002年以降発生したSARS、2012年以降に発生したMARSです。
アルコール消毒で感染力を失うことはご存知の方が多いと思います。
また、ウイルスの侵入を予防するために手洗い、うがいなどをすることが効果的です。
ウイルスが侵入した時、私たちの身体はウイルスと闘っています。抵抗力が落ちた身体にウイルスが侵入すると感染します。
空気中や何らかの原因で上気道の粘膜に付着し、炎症が起こると、鼻水やくしゃみ、咳、喉の痛みなどが現れます。くしゃみや咳は炎症だけでなく、ウイルスを外に出そうとする働きでもあります。
また、発熱によって高温が苦手なウイルスを増殖できないようにし、ウイルスに対する免疫活動を活発にさせますくしゃみや咳、発熱などの諸症状は身体がウイルスと闘っている証拠なのです。
たんぱく質が不足すると人体を構成するたんぱく質が分解されて不足分を補うため、体力や免疫力が低下します。
(たんぱく質の摂取の方法はこちらの過去の記事をご覧ください。)
ビタミンAは皮膚や喉、鼻、肺、消化管などの粘膜を正常に保つ働きをします。粘膜を正常に保つことでウイルスの侵入を予防し、免疫力を高めることに役立ちます。不足すると粘膜が弱くなり、感染症にかかりやすくなります。
<ビタミンAを多く含む食品>
レバー、うなぎ、モロヘイヤ、かぼちゃ、にんじん
※脂溶性なので、油と一緒にとると吸収率アップ
抗酸化力があり病気を防ぐ働きや、皮膚や血管を作るために必要です。(美肌に重要なイメージはありますよね^^)
またストレスが多い方はたくさん消費されるので、こまめに摂ることができると理想です。
<ビタミンCを多く含む食品>
菜の花、赤ピーマン、ブロッコリー、芽キャベツ、柿、いちご、キウイフルーツなど。
免疫機能を調整するのに必要です。食品からだけでなく、日光を浴びることにより、体内で合成できます。朝起きた時に日光を浴びる、ウォーキングなど外に出ることも有効です。
<ビタミンDを多く含む食品> 鮭、イサキ、さんま、アジなどの魚。きくらげ、干し椎茸。
特に以下を意識して安静にして過ごしましょう。
① 水分をしっかり摂ること。
② 消化に負担のかからないものを選ぶ。
③ 刺激物を避ける。
④ 身体を温める。
食事だけでなく、睡眠、入浴、ストレスコントロールなど日々の身体づくりも大きく関わります。
現在、在宅ワークが増え外出できない方も多いので、自分なりにストレスコントロールできる方法を考えておくことも重要ですね。
今日ご紹介した抗酸化や免疫力アップに重要な栄養素は遺伝子検査の疲労・ストレスにリスクがある方にもオススメのものです。
ご自身の先天体質を知り、うまく取り入れてストレスやウイルスなどから身体を守りましょう。