身体の冷えと運動パフォーマンス。~インナーケアで・・・
2020/02/24
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こんにちは。
今年の夏は猛暑日が多く、焼けつくような暑さですね。
こんな暑い日が続いていると食欲も落ち、食べやすい麺類(うどん、そうめんなど)が多くなりませんか?
食欲が落ち、食べられないという場合には、食べやすいものを選ぶというのは一つの方法ですね!
ただ、麺類や単品のメニューだと食事の内容が偏ることもあり、それが疲労の蓄積の原因になる可能性があります。せっかくの食事、パフォーマンスをしっかり発揮できるように工夫して食べることができると理想ですね。
今回は疲労を蓄積してしまう食事の落とし穴、そしてそれを防いでいく方法についてお伝えしていきたいと思います。
麺類は糖質に偏りやすいメニューの一つ。
糖質はエネルギー源のため、しっかりとっていただきたい栄養素の一つですが、しっかりエネルギーに変えるためには、糖質だけではなく代謝させるための補酵素が必要です。補酵素がないと代謝がうまくできないため、うまく代謝できなかった糖質は疲労物質になり、疲れやすい、疲れが取れない、朝起きるのがつらいという症状が現れやすくなります。また、糖質に偏ってしまうと血糖値の乱高下が起こりやすく、これも疲労感や倦怠感を感じやすくなります。
糖質を代謝させるために必要な補酵素とはビタミンB群です。 糖質、脂質、たんぱく質の代謝に関与しているビタミンB群。ビタミンB群をしっかり摂取できると食べたものをしっかりエネルギーに変換してくれます。
また、水溶性であるため、こまめにとっていただくことが理想です。
ビタミンB群はたんぱく質と一緒に含まれていることが多いので、たんぱくが含まれるものを選んでいただくと選びやすいです。
ビタミンB群の中でも、特にビタミンB1は糖質の代謝に必要なので、食べたものをエネルギーに変えるためには意識して取ることができると良いですね。
【ビタミンB群に属するビタミンは8種類】
ビタミンB1:豚肉、大豆、うなぎなど。
ビタミンB2:レバー、牛乳など。
ナイアシン:タラコ、カツオ、マグロなど。
ビタミンB6:カツオ、マグロ、鮭、さんまなど。
葉酸:菜の花、ほうれん草、枝豆など。
ビタミンB12:レバー、牡蠣、さんま、あさりなど。
ビオチン:卵、納豆、落花生など。
パントテン酸:納豆、ニジマス、鶏レバー
糖質に偏ってしまうと、血糖値の乱高下が起き、疲労感・倦怠感、空腹感を感じやすくなります。
血糖値の乱高下を避けるため、食物繊維(野菜、キノコ類、海藻類など)を取りましょう。
うどん、そうめんは具沢山にして野菜やわかめ、キノコなどを足すことができると手軽に食物繊維を取ることができます。
具沢山の麺類や汁物など食べやすいものを工夫しながらとっていただけると、疲れにく身体を作っていけます。
ぜひ少しずつ足してみることを意識してみてくださいね!
今回ご紹介したものは遺伝子検査の体脂肪の項目でインスリンの項目にリスクがある方にもオススメのものです。
遺伝子検査では、怪我のリスクや脂肪のつきやすさなどを知ることができ、体調管理やウエイトコントロールをする上では役立ちます。
ぜひご自身の先天体質を知り、パフォーマンス向上に役立てていただければと思います。